【徹底解説】口臭外来・ブレスケア 病院で何が出来る?

コラム

近年話題になっている「口臭外来」。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?人々が気になる他人のニオイランキングで毎回上位争いに食い込む「口臭」ですが、その原因は様々です。まだ口臭外来の知名度もそこまで高い訳でもなく、どこの病院でも設置されているという訳でもありません。名前は聞いたことあるし、気になるけれど…その実体はよく分からない、そんなあなたにも分かりやすく説明していきたいと思います。

 

1.口臭って何?原因や種類とは

 

口臭とは、漢字の通り「口の臭い」つまり、口腔内のニオイのことを指します。10代~60代の男女100名を対象に取ったあなたは今までに自分の口臭を気にしたことがありますか?というアンケートでは全体の86.5%の人が「はい」と答えています。さらに、他人の気になるニオイランキングにも1位になるなど、口臭とは人々が日常的に頭を抱えている問題の一つと言えます。では、具体的に口臭の原因は何なのか、一体どのような種類があるのでしょうか?実は、口臭はその種類によって原因が異なっていきます。そのため、3つの口臭の種類からその原因を見ていきましょう。

 

(1) 生理的口臭

(2) 飲食物・嗜好品による口臭

(3) 病的口臭

3つの口臭の種類

(1)生理的口臭

起床時、ストレス、空腹時、加齢、薬剤の摂取、口呼吸、緊張時、ホルモンバランスの乱れ等が原因でなる口臭です。どれも、その根本にある原因は「口腔内の乾燥」と言われています。生理的口臭は一時的なものなのですぐに治すことが可能です。

 

(2) 飲食物・嗜好品による口臭

ネギ、ニラ、ニンニクなどの食品や脂肪分の多い食べ物、カレーなどの刺激物、アルコールやタバコ、ニンニクエキスが含まれた栄養ドリンク剤などの摂取後に発生する口臭です。飲食物・嗜好品による口臭は、原因となる匂い物質の摂取方法を変えたり、摂取を控えたりするなど、しっかりと対処することで時間の経過と共に改善することができます。

 

(3) 病的口臭

鼻や喉などの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などを持っている人から発生する口臭です。その原因は、病気より発生した歯周病、虫歯、歯垢、歯石、舌苔、唾液の減少などにあります。病的口臭は病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治すことができるので、まずは病院へ行き医師の診断を受けることが解決の一歩だと言えます。

 

2.口臭外来とは?病院で口臭チェックなんて恥ずかしい?

 

口臭外来とは

口臭外来とは、簡単にいうと「口臭の専門医によって口臭の原因を特定し、その治療してくれる場所」です。口臭の種類として「病的口臭」と挙げられた人はその原因として消化器系の病気、肝臓疾患、糖尿病などが絡んでくるかもしれません。その場合は、それぞれの病気の専門家を訪ねたほうがいいと思いますが、基本的に口臭の原因の9割は口腔内にあるので、診査は基本的に病院ではなう歯科で行われる場合が多いです。では実際に行くとなった場合どうしたら良いか曖昧だと思います。そのため、事前にチェックしてみましょう!ちなみに口臭外来に通う人の口臭原因の多くは虫歯です!口臭外来に足を運ぶ前に虫歯が疑われないか確認してから行くのもいいかもしれません。

 

検査の流れ

1.予約

まず初めは、自分が通う口臭外来を探します。口臭は病気としては扱われないため、基本的に自由診査となり、保険も適用されないケースがほとんどです。そのため、それぞれの口臭外来を比較し、自分がここがいい!と思った口臭外来に足を運ぶのがベストだといえます!次に、行く口臭外来が決まったら予約をしましょう!同じ口臭外来だからと言ってもそのノウハウは大分変わってきます。例えば、ある口臭外来は予約を電話のみ受け付けているが、他のところはメールでも受け付けているや、事前に書くべきアンケートの提出が求められているなど様々です。そのため、行くと決めた口臭外来のホームページなどは必ずチェックしましょう。さらに、予約を事前にしていないと受け付けができないところがあったり、混んでいて入れないなんてことも無きにしも非ずなので、しっかりと予約はしてから行きましょう。

 

2.病院へ行く

診察当日に備え、なるべく前日や直前は口臭が強く出そうな食べ物の摂取は控えましょう。また、出来るだけ普段の息をそのままに伝えられるように、ガムや歯磨きなどは控えましょう!

 

3.問診

医師の診断の参考にするためにアンケートなどを記入します。アンケート内容によっては正直に答えにくい質問などもあるかもしれませんが、徹底的に口臭を直すためには、素直に質問に答えましょう!医師と悩みや詳しい情報を共有することで、根本的な口臭の原因を知りやすくなります。

 

4.検査

検査方法は後ほど詳しく説明しますが、医師自らが息を嗅ぐ「官能検査」が主流だといえます。

 

5.診断

あらゆる検査などを経て、最終的に何が口臭の原因になっているのかを医師が診断してくれます。その診断結果をもとに、これからどう口臭を改善して行くのかも説明してくれ流のでしっかりと聞きましょう。

ちなみに検査で異常がなかった人は心理的口臭が考えられます。心理的口臭とはつまり、ストレスなどの心の問題が原因で口臭が強くなってしまうことです。しかし、そんな場合でも、しっかりと専門医を交えてカウンセリングなどの治療方法があるので安心してください。とりあえず何が口臭の原因になっているのかを知るだけでも、安心できますよね。

 

6.治療

診断結果をもとに治療方法の説明があります。原因次第では漢方などの薬で治す方法を勧められたり、または、マッサージなどで治す方法を勧められたりと、その症状によって治療方法は様々です。

 

7.再診

口臭は自分では気付きにくいです。一度診断をして貰っただけでは、改善には繋がりません。重要なのは定期的に通い、その進捗状況を共有して行くことです。そのため、定期的に検査をすることは大事だといえます。しかし、保険はあまり効かないのが現状です。一般的には口臭外来は2~3ヶ月通うことで効果が現れると言われているので、2週間から1ヶ月に一回を目安に2~3ヶ月通うよいいかもしれません。

 

検査方法

病院によって検査の方法は異なりますが、「官能検査」と呼ばれる医師が、直接患者の呼気のニオイを嗅いで判定する検査が主流です。口臭があると検査された場合は、その原因を特定するため、より詳しい検査を行います。※直接嗅がれるのは抵抗があると思われる方も大丈夫です。検査においては、患者のプライバシー保護があります。検査者と患者はお互いの姿が見えないように、隔たれた空間で検査が行われます。二人を隔つ壁にはチューブのようなものがあり、患者はそのチューブに向かって呼気を排出し、そのニオイを向こう側から検査官がジャッジしていきます。判定基準としては、いくつかの段階を数字別に表していくスタイルです。

 

3.口臭外来って高い?保険は効くの?気になるその費用とは

口臭外来の費用

実は残念なことに、「口臭外来」は保険の適用外である場合が多くその初期費用はおよそ2万円~3万円掛かります。しかし、保険適用される場合は4千円程から検査できる所もあるので、病院へ行く際はしっかり調べてからいきましょう。うっかり、保険証を忘れてしまいますと、予想以上に高い金額になってしまう場合もあるので忘れずに持っていきましょう。

 

検査時間

検査時間は病院によって異なりますが2時間~2時間半程かかると思ってください。また、事前に予約をしていない場合は、待ち時間がかかる場合があるので、しっかり予約をしてから行きましょう。

 

4.口臭外来のメリット・デメリット

 

近年「口臭外来」という知名度は徐々に拡大しており、名前を知っている人も多いと思いますが、通常の病院のように気軽な気持ちでいける場所ではないかもしれません。口臭外来に行くか迷っている人は、これから挙げるメリットとデメリットを考え、検討してみてください。

 

メリット

・自分の口臭の原因を徹底的に知ることができる

・気持ち的に安心する

・徹底的に治療ができる

 

デメリット

・費用が高い

・行く時間がかかる

・定期的に通うのは難しい

 

※費用が高いことがネックになっている方に、無料で簡単にできる口臭チェックをご紹介します。

無料でできる口臭チェック

見た目でチェック

✔︎唾液でチェック

舌の上や歯と歯茎の間の部分を指で触り、付いた唾液の匂いを嗅いでみて下さい。唾液が臭いと感じた場合は、口臭の可能性があります。さらに、唾液の味からもチェックが可能です。唾液が「酸っぱい」と感じる場合は口の中に歯垢や食べカスが残っている可能性があり、唾液が「苦い」と感じる場合は口臭原因のVSCが口腔内に溜まっている可能性があります。唾液の味がいつもと違うと感じた場合は口腔内が何らかのトラブルを抱えているかもしれないので要注意です。

 

✔︎色からチェック

舌は健康な状態ならピンク色に見えるはずですが、口の中で細菌が繁殖すると表面がうっすらと白い苔状の“舌苔”で覆われることがあります。舌苔は口臭の原因になると言われているので、舌が白く見えたら臭いに要注意です。

 

道具でチェック

✔︎袋でチェック

小さめの袋に息を入れて30秒待ってから匂いをチェックしてください。この方法はとても簡単で匂いがわかりやすなっています。さらに匂いを分かりやすくするため2つの袋を準備し、片方の袋に空気をもう片方の袋に息を吐き比べてみると、より分かりやすくなります。

 

✔︎口臭チェッカーでチェック

口臭の主成分である硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドを呼気から分析し客観的に数値を出すことができます。セルフチェックが不安の方や病院へ行きにくい方などにオススメです。

 

✔︎ティッシュでチェック

まず1枚のティッシュを四つ折りにし、座布団のような形にします。次にその折り畳んだティッシュを舌の上下を使い5回ほどなぞります。後は、2分待って深呼吸をしてからティッシュを嗅いでみてください。この方法は唾液の匂いを直接嗅げるため、他人がどのように自分の口臭を感じているのかを知るのに効果的だと言えます。ちなみに「病的口臭」は魚が腐った臭い、「生理的口臭」は卵が腐ったような臭いと言われており、原因によって臭いも違ってきます。

 

まとめ

口臭はあなただではなく、ほとんどの人が気にしています。「自臭病」をご存知でしょうか?こちらは、自らが強い口臭を放していないにも関わらず、自分の口臭が強いと思い込んでしまう病気です。口臭外来では、自分の口臭をあらゆる手段で分析してくれます。それは、高い費用に見合った検査とも言えるでしょう。つまり、病院に行き、一度検査をしてみることで、もしかしたら自分の思いもみだっただけかも?ということも分かるかもしれません。気になっている人は一度行ってみるといいと思います。

 

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