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デンタルフロスを使ったら口臭が消えた!歯磨き以外の口臭ケア方法

デンタルフロスを使ったものはいいけど、なんだか臭い…

そういった経験をお持ちの方はいらっしゃいますか?

ここではなぜデンタルフロスが臭うのか、口臭とデンタルフロスの関係を説明します。

また、デンタルフロスの使い方、注意点、疑問点にもお答えします!!

目次

1.デンタルフロスが臭う理由
 デンタルフロスに付いた歯垢が臭いこと自体は”当たり前”


2.「デンタルフロス」をおすすめする4つの理由
 口臭予防
 歯垢除去効果がアップ!
 むし歯や歯周病予防
 むし歯や歯周病、詰めものなどの不具合発見


3.デンタルフロスの種類は主に2つ
 「ホルダータイプ」
 「ロールタイプ」(糸巻きタイプ)


4.タイプ別に解説!デンタルフロスの正しい使い方
 「ホルダータイプ」の使い方
 「ロールタイプ」の使い方


5.素朴な疑問~Q&A~


6.まとめ


1.デンタルフロスが臭う理由

フロスは歯垢除去にとても有能ですが、「臭い!」と思わずビックリしてしまった経験はありませんか?

中には興味本位で嗅いだのにとても臭くて、びっくりした、後悔したという方もいらっしゃるかと思います。

こんなに臭いフロスが口の中に入っていたということは口臭もすごく臭かったのかも…?と思ってしまいますよね。

実は、フロスのにおいの大半は歯垢のにおいです。

フロスは歯と歯のあいだに付着した歯垢(口の中の細菌が食べかすを処理して排出した細菌の便のようなもの)を掻き出しているので臭くなってしまうのはごく当たり前なことです。

特にフロスを使い始めたばかりの時期は、これまでに放置して口腔内に溜め込んでいた歯垢を清掃するので、「くさい」と感じてしまいます。しかし、だんだんとフロスからのにおいはしなくなっていきます。

また、本来フロスは使い捨てるものなので、同じものを何度も使用するのはやめましょう。もし、同じものを何度も使ってしまうと、フロスに新たに細菌が繁殖してさらに臭くなってしまうことも考えられます。

デンタルフロスに付いた歯垢が臭いこと自体は”当たり前”

先ほども申しましたが、デンタルフロスが臭いのは、付着した歯垢のせいです。 実はデンタルフロスについた歯垢が臭いこと自体は”当たり前”です。ですので、「ああ、私って臭いんだ…」と悲観的になり、神経質に心配する必要はありません。 ではこの臭い匂いは一体何でしょう? 大きく分けて2つの原因があります。

①歯垢のにおい

歯垢のニオイが臭くなるのは、歯垢のかたまりに含まれる匂いが臭いからです。これらは様々な種類の細菌が潜んでおり、タンパク質を分解する際に臭い臭いが出てしまうと考えられています。

②食べたもののにおい

食べ物のにおいもフロスに現れてしまいます。

にんにくやコーヒーなどにおいのきついものを飲食した直後だとその食べ物のにおいがフロスに付いてしまいますね。

もし、食べ物のにおいが気になるようであれば一度口をゆすいで、もしくは歯みがきをしてからフロスを使い始めるといいですよ。

“あまりにも臭い”場合に考えられる原因

ニオイの感じ方や匂いの程度には個人差があります。

しかし、深刻に悩んでしまうほど、デンタルフロスに付いた歯垢が臭いと思う方は、歯垢そのものだけがニオイの原因とは限らないと思われます。

そのような方には、一度専門医に診てもらうことをお勧めします。

フロスを使うことは健康チェックにもなります。

特にフロスが以前よりも歯周ポケット(歯と歯茎の間)に深く入り込み過ぎると感じたり、フロスを使用した際の出血が2週間以上続くようなときは歯周病の可能性があるので、注意してください。

番外編 匂いがつくデンタルフロスは嫌だ…そんなときは香りつきのものを!

デンタルフロスに付着した歯垢が臭いのは結論を言えば、仕方無いことです。しかし「臭いデンタルフロスを持つのは抵抗がある」という方も、いらっしゃるでしょう。

そんな方には、フレーバー(香り)付きのデンタルフロスをオススメしています。

これなら、臭いにおいもきにならないですよね。

2.「デンタルフロス」をおすすめする4つの理由

デンタルフロスって使うの面倒臭そう…お手入れとか大変じゃないの?と思う方もいるかもしれません。

しかし、デンタルフロスを利用するとたくさんのメリットがあります!!

今回は4つのメリットをご紹介します。

口臭予防

食べかすや歯垢などの汚れが原因で口臭が引き起こされます。ですので、デンタルフロスの使用により口臭が改善される可能性はあります。

口臭は自分では気付きにくいですが、もし使用したデンタルフロスのニオイを嗅いで「臭い」と感じたら、口臭がひどい可能性があります。

しかし、毎日のフロッシングで歯垢をしっかり取り除くことで、口臭を予防したり、改善したりできますので、根気よく口膣内をきれいにしましょう。

ただし、口臭といってもその原因はさまざまです。

口臭には生理的口臭、病的口臭、心理的口臭の三種類があります。

中でも病的口臭は、歯周病などの病気が関わっていることもあり、歯垢除去だけで改善されるとは限りません。 病院へ行くことをおすすめしています。

また、口臭をあまりに気にしすぎてしまうと、心理的口臭の代表である「口臭ノイローゼ(自臭症)」を発症してしまうことがあります。

どんなに丁寧にケアを行っても口臭が改善されないという方は、一度、歯科医院を受診して根本的な原因を明確にし、適切な治療を受けることをおすすめします。

歯垢除去効果がアップ!

歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくいので、歯垢が残りやすいです。

歯と歯の間の歯垢を落とす効果は大幅にアップする方法は、歯ブラシとデンタルフロスを交互に使いならしていくことです。

むし歯や歯周病予防

歯垢がたまってしまうと、虫歯や歯周病といった病気になりやすくなってしまいます。

歯垢をよりキレイに落とせば、むし歯や歯周病の予防につながります。

毎日やるのは大変ですが、虫歯、歯周病防止のために頑張りましょう。

むし歯や歯周病、詰めものなどの不具合発見

デンタルフロスを使っていて、「いつも同じ場所で引っかかる」「フロスがばらけてしまう」「フロスが切れてしまう」などが気になる時は、むし歯ができている、もしくは詰めものや、かぶせものに不具合がある可能性が考えらえます。

また、デンタルフロスを使うと「歯茎から血が出る」場合は、歯周病の疑いがあります。

いずれの場合も、まずは歯科医院で診てもらうようにしましょう。

3.デンタルフロスの種類は主に2つ

デンタルフロスの種類は主に2つあります。それぞれの違いをご説明します。

「ホルダータイプ」

ホルダータイプは持ち手がついているデンタルフロスです。ホルダータイプにはY字型とF字型のものがあります。Y字型は奥歯の清掃、F字型は前歯の清掃に適しています。箇所によって使い分けましょう。


また、ホルダータイプには<持ち手がついているため、持ちやすく、お口の中を掃除しやすいです。デンタルフロスを使い慣れていない方におすすめのタイプです。

「ロールタイプ」(糸巻きタイプ)

デンタルフロスを使ったことがある、使い慣れているという方は、ロールタイプ糸巻きタイプ)のものがおすすめです。

糸巻きタイプは、不器用な方には向いていないかもしれませんが、持ち手のついたホルダータイプよりも経済的に使えることができます。

慣れてしまえば簡単なので、経済的に安く済ませたいという方はこちらがおすすめです。

4.タイプ別に解説!デンタルフロスの正しい使い方

「ホルダータイプ」の使い方

① 指先から肘くらいの長さ(約40センチ)までフロスを取り出し、容器についているカッターで切ります。

② 両方の中指に2〜3回巻きつけ、両手の間隔が10センチ程度になるようにします。

③ 両手の人差指と親指でフロスを持ちます。

④ フロスを左右に動かしながら歯と歯の間に入れます。(パチン!と力任せに下に押しこみながらフロスを歯と歯の間に入れると歯茎を傷つける恐れがあります)

⑤ ノコギリのように左右に動かしながら、歯間の上下を移動させます。この時左右の歯両方に添わせて歯茎のポケットの中にフロスを入れるとより汚れが多く取れます。(痛みのない範囲で)

⑥ 歯の間からフロスを抜くときもゆっくりやさしく左右に動かしながら抜きます。もしすんなり抜けない場合は片方の指のフロスを解いてから抜きましょう。

⑦ 歯の側面の汚れが取れたら隣の歯へうつります。今の作業で汚れた部分はずらして、フロスのきれいな部分で始めます。

⑧ 使い終えたフロスは捨ててください。

「ロールタイプ」の使い方

① 柄の後方を持つと力が入りすぎてしまうので、柄のフロスに近い部分を握りましょう。

② ロールタイプのときと同じように左右に動かしながら歯と歯の間に入れます。

③ ノコギリのように左右に動かしながら、歯間の上下を移動させます。こちらも先ほどと同様に歯茎のポケットの中まで糸の部分を入れます。

④ 歯の間からフロスを抜くときもゆっくりやさしく左右に動かしながら抜きます。

⑤ 歯の側面の汚れが取れたら隣の歯へうつります。前の歯の歯垢がついている場合は水道水で流してから使用しましょう。

⑥ つかい終えたフロスは捨ててください。使い捨てタイプではないフロスを使用した場合は添付の説明書をよく読んでケアをしてください。

5.素朴な疑問~Q&A~

デンタルフロスについての様々な疑問をお答えします!

ぜひご参考にしてください。

Q1「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」ってどう使い分ければいいの?

A.デンタルフロスは歯間が狭く歯間ブラシが入らない方、歯間ブラシは歯周病で歯肉が退縮し、歯間が広くなっている方におすすめしています。

デンタルフロスも歯間ブラシ、どちらを使うべきかお悩みの方は多いでしょう。どちらも歯ブラシでは行き届きにくい歯間部分を清掃する道具です。

歯間の狭い方が力まかせに無理やり歯間ブラシを挿入しようとすると、歯や歯茎を傷めてしまう場合があります。デンタルフロスも歯間ブラシも、自分の歯の隙間に合ったサイズを選ぶことがとても重要です。

人によっても異なりますが、歯の隙間は全て同じとは限りません。狭いところと広いところがあるという方は、デンタルフロスと歯間ブラシを併用してケアを行うとよいでしょう。

Q2デンタルフロスはいつ使うの?

A. 寝る前と歯ブラシで磨いたあとが良いです。

一番効果的な使用方法は、歯ブラシで取れる汚れは取ってしまい、そのあとに、歯ブラシでは取れなかった汚れをデンタルフロスで落とすことです。

使用する時間帯は、寝る前がおすすめです。

睡眠中は唾液が減るため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。寝る前にデンタルフロスを使い、念入りに歯垢を除去することはとても効果的でしょう。人は、就寝中は唾液の分泌が少なくなるので、口の中の細菌が増殖しやすくなります。就寝中の口の中を清潔に保つために、寝る前に細菌のかたまりである歯垢を取り除きましょうね。

Q3デンタルフロスの使用頻度はどのくらいがベスト?

A.一日一回使うのがおすすめです。

デンタルフロスは、ブラッシングの際に毎回使用しなければならないというわけではありません。もちろん、正しく使用していれば毎日使用しても問題ありません。

Q4デンタルフロスを使うと出血するんだけど、使い続けて大丈夫なの?

A.炎症を起こしている可能性があります。

出血した場合、歯周病により歯茎が炎症を起こしている可能性が高いです。正しくフロッシングを継続することで、歯茎の炎症が落ち着き、出血もだんだん治まってきます。ただし、出血が長引く時は、専門医療(歯科医師など)へ早めにご相談ください。

Q5「子ども」にも使ってもいいの?

A.もちろんです。ぜひ使ってください。

むしろ「子ども」のむし歯予防のためにもデンタルフロスは有効なのです。乳歯のエナメル質は弱く、むし歯になりやすいので、使ってあげましょう。お子さんがご自分で上手にできない場合は、保護者の方が仕上げ磨きの時に使ってあげると良いでしょう。

6.まとめ

いかがでしたか?

「歯ブラシを使ったブラッシングは毎日欠かさず行っている」という方は多いでしょう。

しかし、ブラッシングだけでは歯に付着した歯垢(プラーク)を落とし切ることは困難ですよね。

また、ブラシの先が届きにくい歯と歯の間に溜まった汚れは、放っておくと虫歯や歯周病の原因にもつながります。

この記事を読んで、デンタルフロスにも挑戦してみよう!という方が増えてくれたら嬉しいです!