緑茶が口臭に効果があるって本当?口臭に効果的な食べ物

口臭ケア

「緑茶は口臭に効果的」なんておばあちゃんの知恵にありそうですよね。

本当に緑茶は口臭に効果があるのでしょうか。

この記事では緑茶と口臭の関係だけでなく、その他に口臭に効果的な食べ物、口臭に逆効果な食べ物も紹介します!

生活習慣から口臭を変えられるような対策方法も書いているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

1.緑茶と口臭の関係

緑茶の効果

緑茶は昔から口臭だけでなく風邪にも効果的だと言われていました。緑茶には口臭に効果的な成分が2つ含まれています。

 

カテキン

緑茶のカテキンには、強い抗菌・殺菌作用・抗酸化作用があると言われています。緑茶を摂取することで、口内の細菌を減らす働きをするため、口臭予防効果があると言われています。カテキンは口臭の原因菌だけでなく、インフルエンザや風邪の要因となるウイルスや細菌の感染力を抑制させることができると言われています。おばあちゃんが「風邪の時は緑茶でうがいをするといい」といっているのは、理にかなっているのです。緑茶でうがいすることで口内にいる細菌を撃退し、細菌が繁殖しにくい口内環境にします。有名なテレビ番組でも紹介されたように、カテキンには口内フローラを整える効果があります。つまり口内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える働きです。口内フローラは口臭と密接な関係があります。

 

他にも3つカテキンの効果があります。

まず、カテキンは活性酸素の働きを抑えたり、神経細胞が傷つくのを防いだりする働きがあるため、認知症の進行を抑える効果があります。北大大学院医学系研究科・栗山進一講師らは「緑茶を1日2杯以上飲む人は、週3杯以下の人に比べて認知障害になりにくい」という研究結果を発表しました。もともと、記憶力の衰えは脳の神経細胞が活性酸素で傷つくことが大きな原因だと考えられています。カテキンは進行を待つことしかできなかった認知症を改善する鍵を担っています。

 

次に、カテキンには脳梗塞を予防する効果も認められています。同様に東北大大学院医学系研究科・栗山進一講師らの調査によると、緑茶を1日5杯以上飲むと脳梗塞の死亡リスクが低下する(1日1杯未満の人に比べて男性は42%の低下・女性は62%の低下)ということが分かっています。また、脳や心臓などの循環器系疾患全体の死亡リスクも、緑茶を1日5杯以上飲む人は男性が22%・女性が31%低下するという研究結果が出ています。4万5千人を被験者にしているので、非常に信憑性の高い研究結果です。緑茶を飲むだけで脳梗塞の予防ができるのはすごいですよね。

 

最後に、カテキンには糖尿病にかかるリスクを軽減する効果もあります。近年は糖尿病にかかった後の対策でもカテキンが効果的だという結果が出ています。

たくさんの効果があるカテキンですが、口臭にも効果があることを忘れずに!

 

クロロフィル

緑茶には「葉緑素(クロロフィル)」という植物に含まれる色素が含まれています。クロロフィルには唾液の分泌を促す働きがあります。唾液は口臭の鍵を握っているとっても過言ではありません。口臭がきつい人の多くが、唾液の分泌量が下がってしまっています。緊張したり疲れたりすると、唾液の分泌量は下がってしまいます。唾液には殺菌効果や洗浄効果があり、口内で細菌が繁殖するのを防ぎ、口内環境を整えます。唾液の分泌を促進するクロロフィルは口臭の救世主とも言えます。

 

他にも緑茶や煎茶にはビタミンCが豊富にあります。レモンの3~5倍のビタミンCが入っているとも言われています。人間の1日のビタミンC必要摂取量は50mgですが、1杯の煎茶で12mgほど摂取できるため1日5杯飲めば必要摂取量をクリアできます。

 

緑茶は口臭に逆効果?

緑茶は口臭に効果があると言われている反面、緑茶は口臭に逆効果とする意見もたくさんあります。果たしてどちらが正しいのでしょうか。結論は両方正しいです。緑茶は口臭に効果的な成分も含まれていますが、口臭に逆効果な成分も含まれています。

緑茶に含まれている口臭に逆効果な成分は何でしょうか。それはカフェインです。カフェインには強い利尿作用があるのをご存知な方も多いのではないでしょうか。その利尿作用こそが口臭に逆効果なのです。利尿作用が促進されて体内の水分が少なくなると、唾液の分泌量が少なくなってしまいます。つまりクロロフィルの効果とほぼ逆効果なのです。上でも書いていますが、唾液が口臭の鍵を担っています。唾液が少なくなってしまうと、口内環境が不安定になり、口臭の原因菌が繁殖してしまいます。ドライマウスになると、口内が細菌の温床になってしまうので注意が必要です。特に体内の水分が少なくなる冬場やもともとドライマウスの人は気をつけるようにしましょう。カフェインはコーヒーなど他の飲み物にも言えることです。下に1杯ごとのカフェイン含有量の表があるので参考にしてください。

 

飲み物

1杯(150ml)

コーヒー

90

紅茶

45

烏龍茶

30

煎茶

30

麦茶

0

 

最近では妊婦の人やカフェインが苦手な人のためにカフェインを含んでいない、デカフェの飲み物も販売されています。コーヒーや緑茶を飲みたいけど、口臭が気になる人は、デカフェを試してみてもいいかもしれません。

 

緑茶の飲み方

急須で煎れた緑茶がおすすめ!

口臭予防効果を期待するなら、ペットボトルの緑茶よりも急須で入れたお茶の方がおすすめです。ペットボトルの緑茶でもかまいませんが、急須で煎れた緑茶の方がカテキン量が多いとされているので、時間があるときは急須で入れるといいですね。急須で入れた時のお茶の匂いはリラックスするのに効果的です。

 

少しずつ飲むことが大事!

一気にたくさん飲むのではなく、少しずつ口に含むように飲むことで、効果的に口内の抗菌・殺菌効果ができます。唾液の分泌を防ぎ、口内の乾燥を防ぐ為にも、口が乾いたと思う前に水分補給するようにしましょう。

 

茶うがいにも挑戦してみよう!

飲む以外にも、緑茶うがいという方法もあります。風邪にも効果的なので、ぜひ試して見てください。

 

(1)緑茶を口に含み、口の中をゆすぐ

(2)一度、口に含んだ緑茶を吐き出す

(3)再び、緑茶を口に含み、うがいをする

(4)緑茶を吐き出し、最後に水で口をゆすぐ

 

うがいの場合は、粉末の緑茶でも効果が期待できます。

 

2.口臭に効果的な食べ物・口臭に逆効果な食べ物

口臭に効果的な食べ物とは?

①噛む回数を増やす食べもの

(1)玄米・フランスパン

普段食べているご飯やパンをたくさん噛む必要がある玄米やフランスパンにすると、唾液の分泌が促進されて、口内環境を改善させることができます。

 

(2)ガム・するめ・ドライフルーツ

噛むことを楽しむ固めの食べものも唾液の分泌が促進されます。ガム自体にもミントのような爽やかな匂いがついていて、口臭改善に役立ちます。

 

②唾液の分泌を促進する食べもの

(1)酸っぱい食べもの

梅干しやレモン、酸っぱいお菓子など、酸味は唾液の分泌を促進する効果があります。レモンには殺菌作用のあるクエン酸が含まれています。

 

③消臭・抗菌効果がある食べもの

(1)ヨーグルト

ヨーグルトには豊富な乳酸菌や善玉菌があります。それらの細菌は口臭の原因となる口内細菌を減少させてくれます。特に乳酸菌「プロバイオティクス」が入っているヨーグルトがおすすめです。抗菌作用が高く、高い効果が期待できます。

 

(2)緑茶

緑茶に含まれるカテキン、ビタミン、フラボノイドには抗菌効果があります。しかし、緑茶には、唾液の分泌を減らす効果があるカフェインもあるので、飲み過ぎには注意するようにしましょう。

 

(3)野菜

ビタミンや酵素を多く含んでおり、消臭効果や抗菌作用があることが多いです。また、野菜は食物繊維が非常に多く含まれており、腸内環境が整えられます。よく噛む必要があるので、唾液がよく分泌されるようになります。

野菜の中でも口臭に効くものをリストアップしました。

 

モロヘイヤ・赤ピーマン…ビタミンEが含まれるので、口腔内の細菌の繁殖を防ぎ消化を促進させます。

 

ブロッコリー・パセリ…フラボノイドが含まれていて、口内環境が整えられます。糖尿病のリスクを軽減させる役割もあります。

 

ほうれん草・小松菜…緑色の色素を持っているクロロフィルが含まれ、消臭効果や抗菌効果が発揮されます。貧血予防や整腸効果もあります。

 

④タンパク質分解酵素が含まれる食べもの

(1)パイナップル・キウイ

タンパク質を分解する「ブロメライン」が含まれています。口臭の主な原因の舌苔を分解する効果があり、口臭改善の鍵を握っている果物だといえます。舌苔とは、舌の表面に食べカスや細菌がついてできる白っぽい汚れのことで、ふつう歯磨きではとることはできないとされています。舌苔についた汚れは、細菌の温床になり口臭の発生を招きます。そんな歯磨きでも取れなかった口臭原因を撃退するのがパイナップルやキウイといったタンパク質分解酵素が含まれる食べものなのです。

 

⑤実は氷も口臭予防できる!

氷?と思う人もいるかもしれませんが、簡単なサプリとかよりもずっと効くので必見です!でも効果は一時的なので、注意しましょう。

やり方は、「氷を口に含んで噛まずに口の中で溶かす」だけ

 

なんでこんな簡単な方法で口臭が改善されるの?と思う人もいると思います。氷は口内の温度を下げるのに役立っているのです。どうして口内の温度が下がるといいかというと、口内細菌には活動しやすい温度があって、口内の温度を下げることで、細菌の活動を制限することができるのです。活動が活発だとたくさん発せられるにおいも、細菌の活動を制限することで、においも少なくすることができます。

また、口臭タブレットなど、においのついた口臭対策商品がありますが、そのような商品は口臭に匂いを被せているだけのことが多いです。口臭とタブレットのにおいが合わさった、いいにおいとは言えないにおいになっていることが多いです。口臭タブレットを買うより、氷を舐める方が実際効果があるのです。

 

口臭に逆効果な食べ物とは?

①口臭の原因物質が含まれている食べもの

においがする食べものの代表格のような食べものもあれば、これも?と思うような食べものもあります。人と近くなるような日の前には下のような食べものは避けた方がいいですね。「昨日〇〇食べたでしょ?」なんて言われてギクッとならないようにしましょう!

 

(1)にんにく・ねぎ・玉ねぎ・らっきょう

口臭の代表!と言われるような食材ですね。餃子、ラーメン、焼き肉、キムチ、ペペロンチーノのパスタなどにんにくが使われた料理はたくさんあるので、どうにかして大事な日の前は避けたいですね。

これらに含まれる「アリシン」という成分が体内に入って分解されることで強烈なにおい物質に変化します。これは吸収されて体内で発生し続けます。口臭以外の体臭としても硫黄のようなにおいが長時間続くようになります。

 

(2)たばこ

たばこも特有のにおいがありますよね。このにおいを嫌う人(特に女性)も多いはずです。このにおいの正体は「タール」というもので、フィルターに茶色く付着するいわゆるヤニのようなべっとりしたものです。発がん物質でもあります。また、タールは唾液の分泌を抑制する効果もあるので、口臭をひどくする要因でもあります。

 

(3)納豆・チーズ・たくあん

発酵過程で発生する脂肪酸や硫黄化合物が原因となる。具体的にはアンモニア有機酸やイソバレシアン酸が挙げられます。食べた直後1時間くらいはニオイが気になるが、次第ににおわなくなります。

 

②口内に残りやすい食べもの

(1)コーヒー

コーヒー豆の焙煎成分やミルク成分が舌表面に残ってしまうことで特有のにおいを引き起こします。そういった細かな粒子が舌に付着していると口内が酸性になってしまい、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。また、コーヒーには唾液分泌を抑制する物質も含まれているので、より細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

 

(2)牛乳・チーズ

牛乳やチーズをいった乳製品は舌に付着しやすい食べものです。牛乳を飲んだ後に舌が白くなるのに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、チーズは舌だけでなく、歯と歯の間にも入り込みやすいです。そういった細かな食べ残しが口内に残ることで細菌が繁殖しやすい状態が続いてしまいます。

 

③口の中を乾燥させる食べもの

(1)アルコール

お酒は脱水症状を引き起こすと言われているように、飲むとたくさんの水を必要とします。それには2つ理由があって、1つは利尿作用があることで、もう一つはアルコールを分解するのにたくさんの水分を必要とするからです。体内の水分が肝臓で使われるので、口内も乾燥する傾向があります。また、アルコールは分解する時に「アセトン」という物質が発生します。飲みすぎや二日酔いの際にする悪臭はだいたいこの物質が原因です。

 

(2)パン・ケーキ

パンやケーキなど水分が少ない食べものを食べると口がパサパサすることがありますよね。乾燥した状態で、パンやケーキに含まれている糖分が口に残ると口臭の原因になります。

 

3. 生活習慣から口臭を改善しよう

口臭リスクチェックリスト

口臭は生活習慣と密接に関わっています。生活習慣をチェックするリストを作成しました。口臭リスクも測ることができるので、ぜひ確認してみてください。

 

□ダイエットするために食事制限をしている

□ストレスや緊張を感じやすいと思う

□人と会話をする機会が少ない

□朝食は食べないことが多い

□口の乾き、粘つきをしばしば感じる

□野菜をあまり食べない(食物繊維が不足しがちだ)

□スマートフォンを1日2時間以上使う

□便秘や下痢をしがちで、いつも薬を持ち歩いている

□食べるのが速いとよく言われる

□コーヒーやエナジードリンクなどを1日に複数回飲む

このチェックリストで3つ以上チェックがついた人は口臭予備軍です。5つ以上チェックがついた人は口臭常習犯です。他人も気にしていることが考えられるので、すぐにでも自分の口臭をチェックしてみましょう。

 

生活習慣の改善ポイント!

飲み物を変えてみてもいいですが、口臭を根本的に解決するには、生活習慣から少しずつ変えていく必要があります。今回は口臭を改善するために、注力するべきポイントを3つ厳選しました。

 

(1)朝食は食べよう!

食生活を見直してみましょう。規則正しい食事、よく嚙んで食べること、の二つが基本です。まずは1日3食、よく嚙んで規則正しく食事をすることが大切です。その中でも朝食が唾液を分泌させるためにも大切なのです。朝食を抜いてしまうと、空腹感やそのストレスから、口臭が発生するリスクが高くなってしまいます。食事をすると、消化や飲み込む動作を助けようとだ液が盛んに分泌されます。安定しただ液の分泌には、自律神経が関係しています。唾液の分泌を促す副交感神経を優位にするために、1日3食の規則正しい食生活をすることが大切なのです。

 

(2)食事バランスに気をつけよう!

バランスのいい食事を毎日食べることが大切です。「脂質・タンパク質・炭水化物」のバランスを取ることが大切です。極端に炭水化物が少なくなってしまうと、体内で臭いの原因になるケトン体が作り出されます。体が処理しきれなかったケトン体は、発酵して臭いが食道を逆流して舌に粘着してしまいます。「脂質・タンパク質・炭水化物」のバランスは生活習慣病にならないためにも口が臭わないようにするためにも大事なことなのです。

 

(3)適度な運動も大事!

生活習慣を改善するといえば一番最初に思い出すのが運動ではないでしょうか。運動も適度にすることで、生活習慣を整えることに非常に効果があります。ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動は血糖値を下げることが報告されています。また日常のストレスも血糖値を上げる要因になるので、適度な運動でストレスを発散することも大切です。

 

4.まとめ

✔︎緑茶には口臭に効果的な「カテキン」と「クロロフィル」が含まれる

✔︎緑茶には口臭に効果的な成分もあれば逆効果な成分もある

✔︎カフェインは唾液の分泌量を減らすので、口が乾いているときやドライマウスの時はあまり飲まないようにする

✔︎緑茶は急須で入れて、少しずつ飲むのが効果的!

✔︎生活習慣から見直すことも大事!!

 

唾液を十分に分泌させるためにもこまめな水分補給は欠かせません。また口臭に悩んでいる人は生活習慣から見直して見ましょう。健康になるだけでなく、次第に口臭も弱くなっていくはずです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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