bg
HOME » 生臭い

子供の口臭にはどんな種類がある?

ひとくちに口臭といっても、様々な種類があり、原因は多岐に渡ります。あるいは年齢によっても特徴的な口臭が発生することがあります。口臭は、大きく「生理的口臭」と「病的口臭」に分けられます。

生理的口臭の種類

「生理的口臭」とは、起床時や空腹時、緊張した時などに唾液が減少して起こる現象です。唾液は通常、口内の細菌を抑え、口の中を清潔に保っていますが、唾液が減ることで、細菌が繁殖し、口臭が発生します。

「起床時の口臭」は、口腔の乾燥によるものと、歯の磨き残しにより、細菌が繁殖した結果よるものがあります。対策としては、朝起きてすぐ水分補給をすること、就寝前の丁寧な歯磨きを心がけることなどです。

「空腹時の口臭」は、食事をしないことによる唾液の減少や、空っぽになった胃がガスを発生することによって起こります。水分補給や間食などをして、できるだけ長時間の空腹を避けることが、予防につながります。

「緊張による口臭」は、過度なストレスなど、緊張状態によって起こるものです。唾液が減り、口の中がカラカラになりますが、自分でコントロールできるものではありません。飲み物を摂ったり、ガムを噛んだりして、口内を潤すことで口の中の乾燥を防ぎ、口臭も弱まります。

膿栓が詰まっている種類の口臭

「膿栓」とは、臭い玉とも呼ばれ、扁桃腺の隙間に、粘膜や細菌の死骸が固まってできた小さい塊のことです。時間の経過とともに、固くなり、石灰化します。大きさは1ミリ程度から、豆粒ほどまでで、咳き込んだ拍子やくしゃみなどで、ポロッと取れたりします。潰すとひどい悪臭を放ちます。

歯磨きをした直後でも、喉の奥から嫌なニオイがする場合は、膿栓が付着しているサインかもしれません。個人差はあるものの、誰にでも出来るものであり、空気が乾燥している冬場などは特に出来やすいとされます。気になる場合は耳鼻咽喉科で取ってもらうこともできます。また、定期的なうがいが予防につながります。

病気の種類によっても口臭が違う

「病的口臭」は、口の中のニオイ(口中の疾患)と、息のニオイ(全身疾患)に分けられます。虫歯や歯肉炎、歯周病などは口の中の悪臭の原因となり、胃・腸・肝臓・腎臓などの内臓の疾患や呼吸器系の疾患は、息による悪臭の原因となります。病的口臭は、病気の種類によって、ニオイの傾向がそれぞれに異なります。

たとえば、ゆで卵が腐ったようなニオイ・たくあんのニオイなどは、胃の病気が考えられます。小便のニオイ・アンモニア臭などは、腎臓の疾患が疑われるでしょう。玉ねぎや味噌が腐ったようなニオイは、肝臓病が原因と考えられ、果物が腐敗したような甘酸っぱいニオイは糖尿病の方に多くなります。

口臭の種類:魚臭症とは?

口臭が生臭い、魚が腐ったようなニオイがする―そんな場合は「魚臭症」を疑ってみましょう。魚臭症は、体内にトリメチルアミンというニオイ物質が発生し、それが息に混じって放出されることで起こります。汗にも混ざるので、体臭としても感知されるでしょう。

トリメチルアミンはタンパク質が変化した物質ですが、通常は肝臓で分解されるため、体内に留まることはありません。ところが、分解する酵素の分泌の低下、肝機能の低下、などで酵素の働きが悪いと体内に溜まりニオイが発生します。

女性は、生理周期や出産などで、酵素と関係の深いホルモンのバランスが崩れやすいため、魚臭症にかかりやすいと言われています。

魚臭症は症例が少ないため、今のところ明確な治療法がありません。ただし、生野菜や、納豆・ぬか漬けなどの発酵食品を多く摂ることで、酵素を補うことができ、魚臭症にも効果があるのではと言われています。

子供の口臭の原因の種類

子供にも口臭はあります。子供の場合、自覚が少ないこともあり、親がまず気をつけてあげることが肝心で、早目に適切な対応をしましょう。以下は、子供の口臭の原因に多いものです。

原因の一つ目は「口呼吸」です。 子供の場合、口呼吸がクセになっていることがあります。すると、口内が乾燥し、雑菌が繁殖し、口臭が強くなります。鼻呼吸のトレーニングを行う必要があるでしょう。

二つ目の原因は「不十分な歯磨きや虫歯」です。歯磨きが上手にできていないと、口内の残留物や食べカスが嫌なニオイを発生します。また、虫歯にもなりやすく、虫歯自体からも悪臭が発生します。

三つ目は「鼻づまり」です。副鼻腔炎や蓄膿症があると、鼻が詰まると同時に、口臭の原因にもなります。また、先述の口呼吸がクセになったりします。

四つ目の原因は「風邪」です。ウイルス性の感冒などで、喉や扁桃腺が腫れると、口臭を発生しやすくなります。

五つ目は「胃腸の不調」などからです。胃腸の不調でも口臭がきつくなります。腸内の悪玉菌が増え、異常発酵したガスが息に混ざったりするためです。

定期的なうがいや水分補給を行うことは口臭予防になります。日頃から、親子でそういった習慣を身につけておくことも大切です。