口臭の原因は「舌苔」にあった!原因からケア方法まで徹底解説

原因

鏡の前で舌をベーっと出してみてください。

 

舌をみて白い粒がついていたらそれは「舌苔」です。

舌苔は口臭の原因になります。

 

これで原因が分かり、あとは解決するだけ!という訳ですが、そこには落とし穴があります。

舌苔のケアは正しく行わないと、逆に口臭を悪化させてしまいます。

 

「舌苔」とは何か、どのようにケアしたらいいのか、ぜひこの記事を参考にしてください!

舌苔とは 

舌苔(ぜったい)は、舌に付着する白い苔状のものを言います。もう少し詳しく説明すると、舌の上皮が伸びたものに、細菌・食べカス・粘膜のカスが付着したもののことを舌苔と言います。

 

口臭の原因の6割以上は舌苔であると推定されており、口臭がきつい人がもっとも疑うべき原因であるといえます。舌苔は細菌の温床になっていて、舌苔で繁殖した細菌が発するガスが口臭の原因になります。

 

原因についてはたくさんありますが、ストレスなど心身系の原因のほか、疫力が低下したり、消化器系の疾患によっても見られるようになるので、その判断の指標にもなります。

 

舌苔に対する見解については、研究が進められて年々変わっています。この後(舌苔のケア方法)では、舌苔に対する最新のケア方法についても触れるので、ぜひチェックしてみてください。

 舌苔ができる原因

口臭の主な原因である舌苔ですが、ではどうして「舌苔」ができるのでしょうか。舌苔ができる原因から探ってみましょう。

 (1)口の中に食べかすが残っている

口の中がきれいに掃除できていないということです。舌苔は、食べかすや口の中ではがれた粘膜、細菌が舌の表面についたものなので、口の中にそれらが残っていると舌苔がつきやすくなります。また、食べかすが残っている状態だと、慢性的に口内環境が悪い状態になるので、舌苔が形成されやすくなります。

 (2)唾液の分泌が減少している

唾液には汚れや細菌を洗い流したり、細菌が増殖するのを抑える働きがあります。唾液の分泌が減少すると、口内環境のバランスが崩れて、食べかすなどが舌に付着しやすくなります。唾液が減少する理由はたくさんありますが、ストレスや生活習慣、薬の副作用などがあります。

 (3)ドライマウスになっている

ドライマウスになっている主な原因は、口呼吸です。口呼吸になってしまう原因はいろいろですが、鼻づまりであることが多いです。口呼吸になってしまっているな、と感じたら、鼻づまりを改善するために、鼻腔拡張テープや適時鼻をかむなど意識するのも大事ですね。

また、個人差はありますが、タバコやお酒を摂取するだけでも唾液が減少することがあります。他にも病気の影響や薬の副作用が口呼吸の原因になることがあります。

 (4)胃腸に疾患を患っている

実は胃腸の状態も舌苔に影響します。胃腸の状態は全身の免疫力に関わり、その状態は舌に現れるとされているからです。胃腸が弱り免疫力が低下すると細菌への抵抗力も低下し舌苔が付着しやすくなります。

舌苔のケア方法 

舌磨きはしない方がいい?

ある調査では、口臭が気になると答えた成人のうち40%が舌の清掃をしているという結果が出ています。しかし、有名なお医者さんやTV番組では過度な舌磨きをすることに警笛を鳴らしています。

 

では適度な舌磨きはどうすればいいでしょうか。

ポイントは3つあります。

 

舌磨きのポイント

(1)歯ブラシは使わないこと

舌みがきを歯ブラシでするのは絶対に避けるようにしましょう。舌のザラザラした突起はとても細かく、歯ブラシの毛先の方が太いので、歯ブラシでこすれば舌に逆に汚れを押しつけてしまったり、舌を傷付けてしまったりします。今では舌磨き用のブラシも売られていますが、わざわざ舌磨き専用のブラシは買う必要はありません。

 

そこで登場するのが「綿棒」「ガーゼ」です。綿棒はクッション性があり、繊維が細かいので、非常に効果的です。ガーゼも同じくクッション性が高くて繊維が細かいグッズです。15センチくらいのガーゼを水に濡らして自分の人差し指に巻きつけます。舌の後ろから前にかけて舌をなぞり、舌がピンク色になるのを目指しましょう。みがいた後はうがいをすることも大事です。

 

(2)鏡を見ながらすること

鏡をみて、自分の舌がピンク色になったらみがくのをやめるようにしましょう。みがきすぎないことが大切です。

 

(3)1日1回以上はしないこと

歯磨きしても40分後は口内細菌が2倍になると言われているように、無理して1回で綺麗にしようとする必要はありません。舌磨きのしすぎで唾液が減ってしまうと、かえって逆効果です。舌を痛めることもあるので、十分注意するようにしましょう。

 

以下では過度な舌磨きのデメリットをまとめています。

過度な舌磨きのデメリット

(1)他の疾病にかかる

舌を歯ブラシ等でゴシゴシこすって磨いていると、舌苔どころか舌乳頭までゴッソリ取れてしまいます。舌乳頭を取ってしまうと、舌がヒリヒリしたり、味覚障害などが起こることがあります。過度な舌磨きは舌に悪影響を与えてしまうので、適度な強さが大事ということですね。

 

(2)唾液が舌にたまらなくなる

舌みがきによって舌乳頭をとってしまうと、舌の上に唾液がたまらなくなり、より舌苔が付着しやすい環境を作り出してしまいます。唾液には殺菌効果があるので、慢性的に舌苔が形成されるようになります。

 

(3)唾液が濁ってしまう

強く舌を磨いてとってしまった舌乳頭の組織は、唾液に混ざってしまうことがあります。唾液に舌乳頭の組織が混ざってしまうと、この濁った唾液自体が口臭の原因になることがあります。

 舌苔のケア方法3選

 (1)唾液の分泌を促進する

①唾液腺マッサージ

唾液腺は舌下腺(ぜっかせん)、顎下腺(がっかせん)、耳下腺(じかせん)に分けられます。その中でも舌下腺と顎下腺のマッサージが効果的なので、ご紹介します。

舌下腺は顎のとがった部分の内側のくぼみにあります。ここに両手の親指をそろえて当て、10回くらい上方向にゆっくり押し上げることで、刺激することができます。喉を押さないように気をつけましょう。

顎下腺は顎の骨の内側のやわらかい部分にあります。ここに親指を当て、耳の下から顎の下まで、3~4か所に分け、順に押していきます。

 

②舌のストレッチ

唾液腺マッサージだけでなく、下のストレッチをすることで唾液の分泌を促すことができます。舌を上下左右に動かしてみたり、突き出したりひっこめたりすると効果的です。また頰を舌で押すことも非常に効果があります。寝る前毎日することで唾液の分泌量を増やすことができます。

 

③唾液の分泌を促進する食べ物を摂る

唾液を分泌させるには、よく噛むような食べ物が効果的です。いつも食べる白米を玄米に変えてみたり、柔らかい食パンをフランスパンに変えてみたりと工夫するところはたくさんあります。私がおすすめするのは、ガムです。最近では長時間味の続くガムが開発されていますが、ガムを噛むことで唾液の分泌が促されます。また、酸味の強い食べ物を食べることも非常に効果的です。レモンや梅干しなど、酸味の強い食べ物は唾液腺を刺激してくれます。

 

④規則正しい生活

唾液の分泌は自律神経に関わっているため、生活リズムを整えることも非常に大切です。また飲酒や喫煙も自律神経を乱すので、控えるようにしましょう。

 

 (2)口内の保湿を心がける

①こまめな水分補給

ドライマウスだなと思っている人はペットボトルの水を常に持ち歩くようにしましょう。甘めの炭酸水だと逆に口が乾燥してしまう場合があるので、なるべく天然水にするようにしましょう。

また水分補給だけでなく、保湿スプレーなどをもちあるいておくといいですね。

 

②鼻呼吸を心がける

口呼吸が原因でドライマウスになっている場合は、意識して鼻呼吸をするようにしましょう。慢性的な鼻づまりの場合は、耳鼻科に診てもらって薬を処方してもらうようにしましょう。鼻づまりを改善するために、鼻腔拡張テープを使ってみたり、適時鼻をかんだりするのも大事ですね。

夜間口呼吸防止シートも売られているので使ってみるのもいいかもしれません。

 

③口腔ケア用品の見直し

歯磨き粉の成分やマウスウォッシュのアルコールは口の中を乾燥すさせる効果があるます。その成分が入っていない歯磨き粉を選んだり、ノンアルコールのマウスウォッシュを選ぶようにしましょう。

 

 (3)胃腸の疾患を調べる

舌苔ができる原因でも述べたように、胃腸が病気にかかっていると舌苔ができやすくなってしまいます。定期検診などで胃腸に疾患がないか調べるようにしましょう。

口臭の原因は他にも 

口臭の原因は舌苔だけではありません。他の口臭の原因についても知って、自分の口臭を根本的に解決しましょう。

口臭の原因は以下の3つに大きく分類されます。「舌苔」が原因の口臭は病的口臭に分類されます。口臭のほとんどが生理的な身体的口臭で、一時的に口臭がきつくなります。口臭が長く続くようであれば病的口臭の可能性が高く、対策をしたり、深刻な場合は病院に診てもらったりする必要があります。舌苔については、基本的に自分で直すことができるので、急いで病院にいく必要はありません。自分でいろんな方法を試しても改善されそうにない場合に病院に行くことをおすすめします。

 

食べ物由来の口臭についても一時的な口臭で、時間が経つと口臭はなくなります。にんにくなど臭いの強い食べ物を食べた後に人と会う場合は、口臭スプレーや簡易マウスウォッシュなどをうまく利用して一時的に口臭を改善するようにしましょう。

 

身体的口臭 病的口臭 食べ物由来の口臭
主な原因

口の乾燥

唾液の分泌量の低下

それぞれの病気

(下の表2参照)

・においの強い食べ物の摂取

主な対策

・水分補給

・唾液腺マッサージ

・鼻呼吸etc

それぞれの病気で

異なる

・においの強い食べ物を避ける

・口臭スプレー

・歯磨きetc

備考

・唾液が少なくなる起床直後、空腹時、緊張時にきつくなる。

性別や民族なので異なる。

・口臭は一時的

・90%以上は口内環境の悪化に原因がある。(歯周病、むし歯、歯垢、歯石、舌苔、唾液の減少etc)

・病気が治るまで口臭が続く

・食べ物はにんにくやニラ、タバコやアルコールなど

・消化するときに、成分が血液に溶け出し、肺を通して呼気から排出され口臭になる。

・口臭は一時的

割合 90% 10%

まとめ 

✔︎舌苔とは「舌に細菌・食べカス・粘膜のカスが付着して白くなっているもの」

✔︎舌苔の原因は口内環境の悪化と胃腸の疾患

✔︎適度な舌磨きは効果的!

✔︎唾液の分泌量や口の乾燥など口内環境を整えて舌苔対策!

✔︎口臭の原因の全体像も把握しておこう!

 

舌苔の全体像を掴むことができたでしょうか。舌苔ができる原因はたくさんあり、人それぞれ原因は一つに絞ることはできないです。うまく舌苔ができないように予防したり、舌苔を適度な舌磨きで取り除いたり、うまく口臭を付き合っていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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