口臭の原因は虫歯?原因と対策を徹底紹介

原因

 

虫歯が原因で口臭が起こることがあるということを知っていますか?

まだ小さいし、痛くないから大丈夫と思っていた虫歯が、いつの間にか口臭を発生させるくらい大きな虫歯になっていた…なんてこともあるかもしれません。

原因をしっかり理解し、正しい対処法をすれば、虫歯による口臭はすぐに改善することができます。

爽やかな息で1日を過ごせるように早めの対処を心がけましょう。

虫歯から口臭がする原因

虫歯とは、口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる、歯の実質欠損のことです(参照:Wikipedia。つまり簡単に言い換えると、虫歯菌によって歯に穴が空いてしまった状態のことを指します。虫歯は独特の臭いを持っており、日本人の70%の口の中にに存在していると言われています。

 

虫歯はどのようにしてできるのか?

食べ物を食べた後にしっかりと歯を磨かなかったことによって、歯に溜まった食べかすに虫歯を作る虫歯菌が入り込んでしまい歯垢ができます。歯垢が付着すると歯を磨いてもなかなか綺麗にとりきれず、歯垢の中の虫歯菌が、糖質を栄養として酸を発生させます。発生した酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまい、その部分が虫歯になってしまいます。

 

虫歯と口臭の関係

虫歯で空いた穴に食べ物のカスが詰まると、細菌が繁殖するため、虫歯の原因となる歯垢ができることを説明しましたが、実はその歯垢が悪臭を発し口臭の原因となっている場合が多いのです!

小さなむし歯で口臭が強くなることはないですが、むし歯が進行してくると細菌が歯の内部の神経組織まで溶かし始めるため、次第に口臭がきつくなり、かなりの悪臭である腐敗臭を発することもあります。

 

そこで、今から虫歯によって口臭が発生する原因をより詳しく解説していきます!

 

食べかすが取りきれていない

虫歯になってしまうと虫歯の穴に食べかすが詰まるので、食べかすが腐り、臭いにおいの原因となる酸を発生させてしまいます。特に虫歯になりやすい部分は歯の噛み合わせの部分や歯と歯の間です。かみ合わせの部分に空いてしまった大きな穴や、歯と歯の間は元から歯垢が溜まりやすいため、歯に穴が空いてしまうと知らない間に沢山ものが詰まりやすくなっています。

 

虫歯の部分を避けて磨いている

虫歯の進行が神経まで到達すると、激痛に襲われる場合があります。虫歯で歯が痛くなると、つい虫歯を避けて磨くことが多くなり、今まで通り歯磨きすることが困難になります。磨けなくなった歯に食べかすが溜まると歯垢ができやすくなるので、悪臭を発生させる確率が高まります。

 

差し歯に歯垢が溜まっている

差し歯は歯を削ってその上にかぶせ物をすることです。差し歯の銀歯が劣化していくと劣化した部分の隙間は汚れやすく、簡単に菌が入り込めるので虫歯になりやすくなります。また差し歯の隙間に溜まってしまった汚れは、落とすことがとても難しいため、より強烈な悪臭を放つようになります。

 

神経が腐っている

虫歯はエナメル質、象牙質と進行していくと神経まで到達します。神経が腐っていくとやがて悪臭が発生し、口臭につながります。虫歯が神経に到達すると痛みが出てきますが、慢性化して痛みに気がつかない場合が多いです。痛みに気がついていない場合でも、知らず知らずのうちに強い口臭を発生していることがあるので、虫歯の治療は早めに行いましょう。

 

歯根の化膿

虫歯の治療が上手くいっていないなど、歯の根元から膿が発生してしまう原因は様々ですが、神経まで虫歯が進行すると歯の根元の歯根に膿が溜まってしまい、悪臭を発生させてしまうこともあります。歯根に膿が溜まっていても、痛みなどの自覚症状が出ないことが多く、口臭が気になってきた段階で初めて気づく場合があります。レントゲンで膿が溜まっているか確認できるので、虫歯治療中に口臭が気になるときは、すぐに歯科医院に行って確認しましょう。その他に歯に膿が溜まってしまう原因として歯根破折が考えられます。歯根破折とは、神経を抜いてしまった歯が割れたり、欠けてしまったりで歯茎の中に膿が溜まってしまうことです。歯根ではなく歯茎に溜まってしまった膿でも口臭を発生させる原因になりますので、十分注意してください。

 

虫歯による口臭の対処方法とは?

虫歯になってしまう最大の原因は、歯に汚れが溜まっていることです。虫歯にならないために最善の歯の汚れを取り除方法を紹介してきます。

 

寝る前の歯磨きを忘れずに

当然ですが、虫歯の予防には歯磨きが最も有効です。歯磨きをしっかりとしていないと、食べかすが歯垢になり、虫歯の直接的な原因となってします。基本的には、朝・昼・晩の食事のあとに歯磨きをすることが最も良いとされていますが、仕事などで日中に歯磨きができない人でも朝晩はかならず歯磨きをしましょう。

また、睡眠中には唾液の分泌量が減るため、細菌が繁殖しやすくなります。寝る前の歯磨きは1日の中でも念入りにすることが大切です。

歯磨きの仕方には、歯ブラシをローリングさせながら磨く方法や、歯の並びや歯間に沿って縦方向に磨く方法など色々あります。歯(表裏)の1本1本と、歯間をきちんと磨くことが基本です。歯ブラシの毛の先端を歯に当て、弱い力で歯を小刻みに動かして歯を磨きましょう。強く磨きすぎてしまうと歯肉をいためるだけでなく、逆に汚れは落ちません。歯の表面のエナメル質を削ってしまう可能性がありますので、歯ブラシは軽く当て、優しく磨く事が大事です。

歯の正しい磨き方については、コチラの記事をご覧ください。

【口臭の原因は歯磨きにあった!効果的な歯磨きのやり方】

 

歯間の歯垢を除去する

20代からは歯肉が少しずつ後退するため、歯と歯のすきまが広がり、食べかすが詰りやすくなります。上記に説明した通り、歯垢は食べかすを栄養源としてできており、歯垢が虫歯の原因となるため、口臭が酷くなる原因にもなります。歯間の食べかすや歯垢はとても取れにくく、歯ブラシだけではなかなか落ちません。デンタルフロスや歯間ブラシを使って、毎日こまめに落とすことが予防のポイントです。デンタルフロスで取れた歯垢の臭いは、自分が発している口臭の強さと近いので今の自分の口臭の状態を確認することができます。

 

フッ素を利用する

有名な話ですが、フッ素は虫歯予防にとても効果があります。ヨーロッパやオーストラリアでは虫歯予防のために、水道水にフッ素を混入している国もあります。日本の飲み物でも、緑茶・ほうじ茶・茎の多い番茶にはフッ素がたくさんふくまれています。その他にも、ヨーグルトや漬物などにふくまれる乳酸菌には、虫歯菌や歯周病菌の増菌を抑える効果があります。歯磨きに加えて、フッ素が含まれている飲み物や食べ物で虫歯防止をより強固なものにしましょう。加えて、歯磨き時にフッ化物配合の歯磨き粉を利用することをオススメします。統計的には、フッ素濃度が950ppm以上の歯磨き粉で虫歯予防の効果が表れるとされています。ただし、6才未満の幼児には1000ppm以下の歯磨き粉を使うように注意しましょう。

オススメのフッ化物配合の歯磨き粉に関しては、コチラの記事をご覧ください

【歯磨き粉で口臭は改善できる?口臭に効く歯磨き粉を徹底比較】

 

デンタルフロスを使う

歯の間や奥歯に溜まりやすく、取れにくい歯垢を歯磨きだけで落とすことは困難といっても過言ではありません。しかし、歯垢をそのまま放置しておくのは虫歯の原因にもなりますし、口臭の原因にもなります。歯の間や奥歯に溜まってしまった汚れを確実に落とすためにも、デンタルフロスを有効に使って虫歯対策をしましょう。デンタルフロスを使うときは、力を入れすぎず、歯を左右に引きながらゆっくりと汚れを取っていきましょう。力を入れすぎてしまうと歯茎を傷ついてしまい、歯茎が炎症していれば、出血する恐れがあります。約1週間、デンタルフロスを使用して口内を清潔にしていても出血がある場合は、歯周病にかかっている場合があるので歯科医院の受診をオススメします。

デンタルフロスに関してはコチラの記事をご覧ください

【デンタルフロス~使い方と注意点 臭いのはなぜ?口臭予防も期待!】

【デンタルフロスおすすめ人気ランキングTOP20!】

 

タフトブラシを使う

タフトブラシは、ヘッドの毛束が1つしかない小さな歯ブラシで、普通の歯ブラシでは毛先が届きにくく、歯の磨きにくい部分をしっかり磨くことができます。タフトブラシは、歯と歯の間、歯の噛み合わせの部分、歯並びが悪い部分、歯と歯肉の境目など意識しないと磨けない部分を磨くことができます。通常の歯ブラシに加えてタフトブラシでの清掃を追加することで歯垢を効率よく除去しましょう。

 

虫歯治療をする

虫歯ができてしまったら、歯医者に行って虫歯の治療を行うことが最も効果的です。虫歯を放置していても、虫歯のの進行が進むだけですし、歯医者に行く回数が増えるとその分医療費もかかってしまいます。最低限の治療に止めるためにも早期の受診を心がけましょう。虫歯の進行が進むと、歯の神経を抜かなければいけない場合もあります。神経を抜くことで歯を失うわけではないですが、神経を抜いた歯のみ歯の黄ばみが進んでしまったり、歯がもろくなってしまうことがあります。

 

定期検診をする

虫歯による口臭を改善するためには歯を常に清潔にして、口の中に食べかすを残さないことが大事になってきます。いくら丁寧に歯磨きをしていても、だんだん歯垢や細菌は溜まります。約3ヶ月に1回は歯科医院に行き、歯垢や細菌を除去してもらいましょう。歯並びが悪かったり、タバコを吸う人、歯周病の人は歯に汚れが溜まりやすいため、1ヶ月~2ヶ月のペースでクリーニングを行うことをお勧めします。また、歯科医院で塗布してもらえるフッ化物はフッ化物の濃度が高いため歯磨き粉でできる予防とは比べ物になりません。そのため歯科医院でクリーニングを行った際は、なるべくフッ素を塗布してもらいましょう。

 

歯磨きをしていても虫歯になる原因とは

歯磨きをしっかりしていても、なぜか虫歯になってしまう…なんて人はいませんか? 歯磨きをしていても虫歯になってしまう主な原因を紹介します。

 

実は歯磨きが不十分

歯磨きをしていても、虫歯になりやすい部分や食べかすが溜まりやすい部分を磨けていないと、歯磨きの効果は半減してしまいます。歯磨きの仕方がよく分からない、しっかり磨いているつもりなのに虫歯が絶えないという方は、一度歯科医院でブラッシング指導を受けて見ましょう。口腔状態が改善されるかもしれません。

 

口内が酸性になっている

間食や炭酸飲料を飲む機会が多い人など、糖分を摂取する機会が多い人は口内が酸性になりやすくなっています。口内が酸性になると、虫歯菌が活性化されやすい環境になります。糖分摂取量を意識的にコントロールする、キシリトール含有の食品を利用する、高濃度フッ素を使った歯磨き粉・マウスウォッシュを使用するなど、口内が酸性にならないように注意しましょう。

 

遺伝的なもの

遺伝的に歯の結晶がもろく、酸に溶けやすい歯質の人も存在します。このような人は、不適切な歯磨きを続けていると、かえって歯を痛めてしまうこともあるで、歯質のもろい人は、歯を傷付ける可能性のある研磨剤の入った歯磨き粉や電動歯ブラシの使用を避け、高濃度フッ素が配合された歯磨き粉を使って手磨きをしてみましょう。歯質の根本的な治療は難しいですが、歯科医院で定期的にフッ素コーティングし、歯のダメージの進行を遅らせることで対策をしまょう。

 

過度なダイエット

ダイエット中、特に低糖質ダイエット中の人は、脂肪燃焼時に発生するケトン体という物質が呼気に混ざり、口臭に繋がることがあります。過度なダイエットによる摂食障害などで嘔吐が多くなると、胃液で歯が溶けて虫歯が多発することもあります。健康のためにも過度なダイエットを控えるようにしましょう。

 

ながら歯磨きをしている

歯磨き中、テレビを見ていたりスマホをいじっていたり、ながら歯磨きをしていることはないですか?歯磨きをしながら他のことをしていると、他のことに気がとられがちになり、歯磨きをしている時間の割にうまく磨けていいことが多いです。鏡を見ながら磨くことを心がけましょう。

 

歯ブラシを交換していない

使用後の歯ブラシは食べかすや雑菌がついているため、水洗いしていてもあまり衛生的ではありません。口は全身の入り口で、虫歯や歯周病だけでなく、その他の身体の疾患に関連がある場合もあります。口の中をできるだけ衛生的に保つために、歯ブラシは週1回程度こまめに取り替えることを心がけましょう。

 

その他の歯のトラブルと口臭との関係

今まで歯のトラブルと関係する口臭について紹介しましたが、虫歯以外の歯のトラブルに関して、口臭を紹介します。

 

治療済みの歯から口臭が発生する

治療した詰め物や差し歯などの被せ物の相性が悪く、隙間や間がある場合、その隙間に歯垢や汚れがたまり、虫歯が再び起きてしまったり、口臭が起こる場合があります。

 

親知らずが生えてきた

親知らずは斜めに生えてくることが多く、奥歯にあるため非常に磨きにくく、食べかすが溜まりやすい傾向があります。歯垢が溜まりやすく、歯磨きをしても取りきれないことが多くなるため、虫歯になったり、口臭が発生する可能性が高くなります。親知らずは口内環境を保つために抜歯することも多いので、親知らずが生えてきたら歯科医を受診して診断してもらうことをオススメします。

 

歯周病

歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する慢性疾患の総称です。(参照:Wikipedia物を腐らせる働きがある細菌(歯周病菌)が、歯周病によって破壊された組織の中で増加するため口臭に繋がると考えられています。

 

舌の汚れ

舌に白色や淡黄色のコケ状のものがつく舌苔も口臭の原因になります。これは舌の表面に広がっている細かい突起に口の中のタンパク質成分が付着している状態です。口内環境を維持するためにも舌磨きなどで綺麗に磨き、衛生な状態を保ちましょう。

 

虫歯による口臭の虫歯治療法

虫歯が原因で起きてしまった口臭は、根本的に虫歯を治療して治さなければ口臭が治ることはありません。虫歯を治すとはいっても虫歯の進行具合や大きさで治療方法は大きく変わってきます。そこで考えられる虫歯の最新の治療法について紹介します。

 

初期段階の虫歯

初期段階の虫歯であれば治療をせず、自然治癒で治ることがあります。唾液には溶けた歯の部分を元に戻す効果がるため、しっかり歯磨きをしていれば再石灰化で虫歯を撃退することができます! 歯磨き粉はフッ素が多く配合されている方が虫歯治療に効果的です。

 

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進行が進んでいる虫歯

・詰め物をする

虫歯治療で一般的に使われているのは、保険適応の詰め物や被せ物を治療した虫歯に詰めるという方法です。詰め物や被せ物に使われている素材の多くはプラスチックや樹脂からできているので、隙間ができやすかったり、雑菌や汚れが付着しやすいといった欠点があります。再び虫歯になることを防ぐためには、詰め物と治療した歯の相性が良く、歯垢がつきにくいセラミックなどの素材を選ぶことが大切です。値段は、少し高くなりますが、虫歯の再治療・周りの歯が虫歯になることを防止できると思えば、セラミックで治療する価値はあると思います!歯医者と相談して素材選びにも重きをおいてみてください!

 

・神経を抜く

虫歯が神経まで到達すると、神経に近づいてきた虫歯菌に抵抗するために、歯に炎症が起き、血液量が増えるので、痛みが伴ってしまいます。歯に痛みを感じてしまったら、神経を抜かなければならない場合があります。神経を抜いた後は、神経がなくても歯を保存できるように、しっかりと消毒して根の代わりになる薬を詰める、歯根治療を行うことが多いです。神経を抜くと歯に栄養が回らなくなるため、歯が脆くなったり、歯が黄ばんでしまいます。神経を抜かないためにも、虫歯の早期発見早期治療を心がけましょう。

 

・抜歯

虫歯がとても進行してしまっている一例として、差し歯の中が虫歯になっていることが挙げられます。差し歯を入れるときは、神経を抜いている場合が多く、痛みを伴わないため虫歯が知らぬ間にひどく進行してしまっている場合があります。差し歯が虫歯になっていると気がついたときは、歯を抜歯しなければならない可能性が非常に高くなっています。歯を磨く時には差し歯の部分は特に念入りに磨き、なるべく虫歯にならないように心がけましょう。

 

・膿を取る

虫歯の進行が進むと歯の根から膿が発生している場合があり、膿をとる治療を行う必要があります。膿をとる治療は適切に行えば完治しますが、膿を取る治療は難しく、抜歯などの外科的手術を行う可能性もあります。膿を放置すると蓄膿症、歯根嚢胞など、口内以外の健康を害してしまう恐れがあるので、膿を見つけた際には早めの受診を心がけて下さい。

※歯根嚢胞(しこんのうほう)・・・慢性根尖性歯周炎に続発して発症する顎骨内の嚢胞。(参照:Wikipedia

簡単に言い換えると、虫歯が原因で歯の根元に膿が溜まってしまうのではなく歯の膿が歯の根元に溜まってしまう歯根嚢胞(しこんのうほう)という病気。炎症が大きくなると顎周りの骨を溶かしてしまう可能性があります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

虫歯になっていても症状がない場合が多く、症状が出る頃には神経を取らないといけなかったり、抜歯ををしなくてはいけない場合もあります。虫歯の早期発見・改善のためのにも、症状が出ていなくても定期健診は必要です。

定期的な歯科受診で、健康的な口内環境を保つように心がけましょう。

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